新しいことを始めるタイミング
2026年が始まって、気がつけば桜が綺麗な季節になっていました。新しいメンバーも、職場や仕事に少しずつ慣れてきた様子です。
4月は、新しいことをはじめるのにちょうど良いタイミング。何か挑戦してみようかな、という人もいるかもしれませんね。
ぼくは、今のチームで新しいPJを始めようと思っています。あと数年で会社人生も終わるので、会社や組織になにか残したいという気持ちが高まってきました。大変ですけど、チーム一体になって進めて行きたいと思います。
楽しむことで苦境を乗り越える
先日、TVでトレッキングレースの特集を見ました。約1週間、4人チームで大自然の中を昼夜問わず走り続ける、命の危険も伴うレースです。
コースに迷ったり、体調を崩したり、体力の限界で動けなくなったり。そんな場面でこそ、チームの力が試されます。チーム全員でゴールしなければ失格になるからです。
出場した日本人の方が、こんなことを言っていました。
「日本人は苦しくなると、忍耐で乗り越えようとします。それは日本人の美しさだと思います。でも海外の選手を見ていると、苦しくなればなるほど楽しもうとしている。好きでやってるんだから、どうせなら楽しんだほうがいいと思うんです。」
過酷なレースに進んで参加するのは、そこに大切なテーマがあるからだと思います。
自分の限界を試したい、達成感が欲しい、チームとの一体感を味わいたい、単純に”好き”だから、とか。
だから、道中の大変さも含めて楽しんだほうがお得だよなあ、と深く共感しました。
仕事も同じです。「興味を持つこと」「楽しむこと」は、成果と満足を生む大きな力になります。今回の主役は、サブリーダーです。
挑戦にはエネルギーが必要
今期のチームには、ひとつの挑戦テーマがあります。「商品の独自性を、際立って表現できるデザイン開発」です。
これまでのやり方なら、思考も労力も省エネで進められます。でも挑戦するとなれば、時間もアイデアも必要になる。正直、めんどくさい。うまくいくかもわからないし、苦労だけで終わったら損した気分になる。
だから挑戦には、「めんどくさい」を乗り越えるエネルギーが必要です。そのエネルギーはどこから来るのか。きっと、挑戦への興味が高まることだと思います。
興味がなければ、「やるべき」は届かない
ある朝会で、サブリーダーからこんな相談がありました。
「こんなビジュアルを作ってほしいって依頼がきたんですけど…手間がかかるし、困るんですよね。そんな簡単じゃないんですよね。依頼してくる相手、仕事のことが全然わかってないんです。」
サブリーダーはこの時期、全社イベントのリーダーとして大忙しです。心底、余計な仕事はしたくない。そんな気持ちが伝わってきました。
でも実は、この依頼内容こそ、チームの挑戦テーマそのものでした。組織的には「取り組むべき」案件です。ただ、サブリーダーの今の状況には「必要ない」仕事でもある。
ぼくは、この両方をつなぎたいと思いました。
「今忙しいもんね、このタイミングは困るよなあ。ただ、この依頼、うちの重点テーマと完全に合致してて、面白そうなんだよね。良い機会だと思うんだよなあ。」
「無理ですよ…全社イベントが優先ですから。」
「そうだね、サブリーダーが全部やるのは難しいと思う。だからぼくと一緒に進めるのはどう?しっかり成果につなごうよ。こないだ○○社と撮影やったじゃない。クオリティ高かったし、あそこ活用したら面白いと思うよ。」
少し間があって、サブリーダーが言いました。
「…まあ、じゃあ、やる方向でいきましょうか。テーマは悪くないと思いますし、○○社の活用はありだと思います。○○社はわたしが開拓したんで一番分かっています。マネージャーが協力いただけるなら、本件進めていきたいと思います。」
サブリーダーは外部の人と仕事をすることが好きです。そこに響いたようでした。
貢献 × 得する × できそう × 面白み
ぼくがメンバーに仕事を依頼するとき、いつも意識していることがあります。
「貢献できるから、やるべきだよ。」
それだけでは足りない。
「キミの成果につながるし、達成できそうだよ。なんなら、こんな工夫もできて面白いよ。」
ここまで伝えられたとき、「やってみたい」という気持ちが高まってきます。
貢献・得する・できそう・面白み。この四つが揃ったとき、興味はつくれる。そして、興味があれば、仕事が大変でも楽しめるんじゃないかな。
これからのサブリーダーの取組みが楽しみです。大変だと思うけど、楽しんでくださいな。
興味をつくって、挑戦へつなげよう!
「やるべき」だけでは人は動かない。
貢献・得する・できそう・面白み。この四つが揃ったとき、興味がつくれる。興味があれば、大変な仕事でも楽しめる。苦しいときこそ楽しもうとする姿勢が、チームの挑戦を前に進める。
