「自分らしさ」はチカラになる

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帰り道にふりかえる「自分らしさ」

1日の仕事を終えて、電車での帰り道、ぼーっとしながら考えることがあります。

「今日、自分らしく振るまえたことは、どんなことがあっただろうか」

ここで言っている「自分らしく」は、「自分にウソがない」ということです。自分が本当に感じたことです。

自分が感じていることに気づけて、コトバにして表現できたとき、とても気持ちがいいんです。さらに他人に共有して、相手からの反応もあると、その反応が良くても悪くても、なにかスッキリした気分になります。

先日、強くこのことを感じた出来事がありました。

昇格面談に向けてのレポート作成

昇格面談があったんですね。役員二人との面談。今後のキャリアビジョンやキャリアプランを聞かれたり、会社にどう貢献していきたいか、などヒアリングされます。

事前にレポートを提出していて、それに沿って話はすすみます。昇格することが目的ですから、「会社が自分に求めていること」をスタート地点として「自分はどう考え、どんな役割を果たしていくか」を書くことになります。

もちろん、そんな流れで書けないこともないです。でも、どうしても気持ちが進まない。書けるけど書きたくない。昇格はしたいけど、会社の期待からスタートするのに抵抗があったんです。

結局、ぼくは「自分らしさで、会社にどう貢献するか」を主軸にレポートを書いて提出することを選びました。

「だれでもない、”自分らしさ”を活かして会社に貢献していきます」と宣言したんです。

生き方と仕事がつながる感覚

そんな、意気揚々と書けたわけではありません。「役員にどう思われるかなあ…昇格できなくなっちゃうかもなあ…」と少しビビりながら書きました。

でも、書いてみると、何か、自分に1本筋が通ったような、スッキリと晴れやかな気持ちになったんですね。ようやく生き方と仕事がつながった感覚がありました。

書いたことをざっくり説明すると、メンバーの強みを活かすマネジメントの取り組みによって、メンバーに自主性が生まれ、挑戦的に目標に取り組み、組織が強くなり、会社に貢献できたこと。この取り組みが会社のミッションと深く関連していて、今後も大きく貢献できることも書きました。

個人的なことでは、カウンセリングを学びに大学院へ通ったこと、ボランティアで相談員をしていること、今後組織コミュニケーション開発の副業をしていくこともオープンにしました。

会社側から見れば、「そんなことはご自身の勝手です。会社が期待する考え方・やり方をどれだけ忠実にやってくれるかが大事なんです」という見方もあるかもしれません。ポジティブに反応してくれるとは限らない。

面談ではどんなことを聞かれるんだろう。自信をもってこたえられるだろうか。内心ドキドキして面談の日を迎えます。

「おれの相談にものってくれよ」

面談の日、二人の役員からいろんな質問や感想がありました。やはり、ぼくのやっていること、経歴などが気になったようです。

「なんでカウンセラーに興味もったの?」

「カウンセラーの技術を組織でどう活かしたの?」

「相談員のボランティアなんてやってるんだあ、えらいなあ」

特に育成のところで、「カウンセリングの技術で部下育成はどうやってやったんだよ?」と聞かれたので、

「組織で必要な仕事を、メンバー一人ひとりの興味や関心に合わせてテーマ化して任せました。そうすることで、本人のやる気(内的動機)が高まり、自分から動いて挑戦できるようになります」とこたえました。

「そこまでやったのかあ、すげーなー」と、ぼそっと感想をおっしゃってました。

一人の役員からは、「おれも悩みいっぱいあるんだよ。おれの話も聞いてくれよ」と言われ、回答に困りました。冗談で言ったのだと思いますが、役員ともなれば悩みはつきないし、だれかに相談したくても、相手がいないこともあるだろうなあ。

「自分らしさ」はチカラになる

まだ結果が出てないので昇格云々はわかりません。それ以上に、自分の生き方を会社に対して宣言できたことに、とても満足していますし、自分の覚悟も確認することができました。

これからも、一つひとつ、自分らしい生き方をカタチにしていけたらいいな。

「自分らしさ」を表現してチカラにしていこう!

自分にウソをつかず、自分らしさで勝負する。

昇格レポートを「会社の期待」からではなく「自分らしさ」から書く。ビビりながらも、生き方と仕事がつながったとき、スッキリと晴れやかな気持ちになれた。自分の大切を大切にして生きることが、仕事のチカラになっていく。

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