チームの中に遅刻の常習犯がいた。
ある上司から、こんな指導を受けたことがある。
「遅刻をする人が一人でもいると、組織の風気が乱れるからなんとかしろ!」
ぼくはこの部下を叱って遅刻をやめさせようとしたがダメだった。
何度叱ってもダメ。二人とも疲弊してきた。
そのうち、部下との中が不穏になり、コミュニケーションに問題が起きた。
部下はぼくと話すことを避けはじめたのだ。
なんかおかしい。ぼくと部下は協力しあって仕事を進め、成果を出す必要がある。
なのに、「遅刻」という問題をなくすために、二人は疲弊していった。
ぼくは、ばかばかしくなって遅刻で叱るのをやめた。
すると、部下からの報連相が少しづつ増えて、関係も改善した。
この件は、ぼくにいろんなことを教えてくれた。
部下の遅刻は、そもそも「問題」ではなかった。
「問題」にしていただけだ。
「問題」は人がつくるもの。
「問題」にするか、しないかは人が決めるのだ。
ぼくらがつくった「問題」を見直してみよう。
きっと世界は変わるはず。
